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基本のパン生地(林檎パン12個分)

●このパン生地は、バターロール用の生地のレシピに相当します。バターロールのように何も入れずに仕上げたり、チョコやあんこ・チーズ・カスタード・シナモンジュガーなどを中身に入れたり、トッピングにしたり、と朝食やテーブルパンとして幅広く召し上がれるパン生地の基本の生地です。

材料
強力粉          300グラム           
(100パーセント)
砂糖            30グラム            
(10パーセント)
塩              3グラム(小さじ1)       
(1パーセント)
ドライイースト        6グラム(小さじ2)       (2パーセント)
卵             30グラム            
(10パーセント)
バター           30グラム            
(10パーセント)
ぬるま湯または水     165CC              (55パーセント)
材料のカッコの数字は、強力粉を100パーセントにした場合のその他の材料の割合です

別に中に詰める林檎を用意します

手順
1.ボッシュのボールにぬるま湯と卵以外の材料を入れます。ボールを定位置にセットしたら、羽はパン用のフックを取り付けます。粉の飛び散りを防ぐために蓋をします。
注:パンをこねる時のスピードは、「1」です。低速ですがこれ以上スピードをあげるとマシーンのモーターに負担をかけてしまう上、強力粉のグルテンを切ってしまいますので、はじめから最後まで「1」で捏ね上げていきましょう。
2.水分を加えるまえに材料全体を15秒ほどミキシングして混ぜます。つづいて卵とぬるま湯を蓋の注ぎ口から注いでいきます。全部入れ終わったら、ここからタイマーで時間を計ります。7分30秒〜8分ほどミキシングします。フックに絡んだパン生地を持ち上げてみて、ゆっくりとフックから落ちる感じが良いです。フックにからまったままだと生地が硬めです。その場合は霧吹きでシュッシュっと3回ほど霧を吹きかけて、あと1分30秒ほどミキシングしてください。逆にフックにからまってないくらい生地が柔らかい場合は強力粉を小さじ1〜2加えて、あと2分ほどミキシングしてください。

3.こねが終了したら、第一醗酵にはいります。フックをはずしてパン生地の表面がきれいになるように手で丸めます。ボールに戻しラップをして28度のところで40〜45分、第一醗酵にはいります。第一醗酵の温度と湿度はとても重要です。表面を乾燥させないことと、(これはラップをすれば完璧です)温度が高くならないように注意しましょう。





フィリングにする林檎を用意します

●カットしたりんごにグラニュー糖をまぶしてオーバルに並べます。バターをのせシナモンをふり200度のオーブンで焼き上げます。ひとくちサイズのりんごのデザートの出来上がりです。ポイントはオーブンの上段で焼き上げること!

材料(シリコン・オーバル16個取り 2枚分)
りんご          2個
グラニュー糖        大匙2
シナモン          少々
バター           適量


手順
1.りんごは皮をむき縦に8等分。そして横に半分にカットします。カットしたらすぐに塩水にとり茶色に変色するのを防ぎます。
2.キッチンペーパーで水をきり、ボウルに入れます。分量のグラニュー糖をまぶしシリコン型に並べます。
3.バターをのせとシナモンをふったら、200度のオーブンで約20分焼きます。



シリコン型で焼いた林檎を具に使いました。オーバル型やタルトレット型を使うと手軽にフィリングができあがります



さて第一醗酵が終了したら分割です。

4.第一醗酵の目安は300グラムの強力粉ですと、ボッシュのボールで醗酵させた場合、7分目くらいのところまで膨らんだらOKです。また指で確認する場合は、人差し指に強力粉を多めにつけて、そっと醗酵した生地に指を垂直に押しあててみます。そのままそーっと指をぬいてそのあと出来た穴を見てください。指のあとがしっかり残っている感じが良いです。すぐに穴がふさがってしまうようでしたら、もう少し醗酵した方が良いです。

5.台の上に生地を取り出して、スケッパーでお好みの大きさ、またはお好みの個数に分割していきます。40グラム前後に分割するとだいたい12個になります。(アンパンやバターロールなどつくる場合はこのくらいの大きさが良いでしょう)一個ずつガス抜きしながら丸めなおしていきます。キャンバス生地の上に間隔をおいて並べていきます。上からもキャンバス生地をかぶせて乾燥しないようにしておきます。できればさらにその上から大きめのビニール袋をかぶせておけば完璧です。10分間のベンチタイムに入ります。このベンチタイムをとると次の成型の作業がとてもやりやすくなります。
6.今回は煮た林檎を具にして包んでみたいと思います。(具はお好みのものをご用意ください)台の上に少量の打ち粉(強力粉)をして、パン生地を置きます。麺棒で一回り大きく伸ばします。手のひらにのせて真ん中に具を置きパン生地でしっかりと閉じます。(この時パン生地をしっかり閉じていないと焼いているとき、中身がはみ出す場合があります)とじ目を下にして天板に間隔をあけて並べ、霧吹きでシュッシュと霧を吹いておきます。すべて成型が終わったら、35度で30分の第二醗酵にはいります。ここでも乾燥しないように気をつけましょう。
7.オーブンは180度に予熱しておきます。第二醗酵の終了したパン生地の表面にとき卵をぬって、ポッキーを突き刺して、生のピスタチオ乗せていざオーブンへ。15〜17分色よく焼きます。網にのせてあら熱をとります。

Memo トッピングは仕上がりをきれいにする効果があります。また材料のカッコの数字は、強力粉を100パーセントにした場合のその他の材料の割合です。こねたい分量はご家庭によってさまざまですので、この量よりも多くしたい場合、あるいは少なめが良い場合、それぞれの量を正確に出すために記載しておきます。パン作りの基本になる分量です。
 

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