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リンゴを巻き込んだ懐かしいリングケーキ

●エンゼルリングケーキといいますが、実は甘めのパン生地に煮たリンゴを巻いた、とても懐かしいパンなのです。昔、不二家さんで販売していた白いアイシングがのったあのリングケーキです。エンゼル型を見ると、なぜかこのリンゴ入りのリングケーキを思い出します。天辺にかかっている甘いアイシングがなんとも懐かしいー!今回はリンゴもたっぷりめに入れて作ってみたいと思います。ぜひお試しくださいませ。


材料
強力粉          230グラム
ドライイースト       4.6グラム(小匙1と2分の1)
塩             2.3グラム(小匙2分の1)
砂糖            30グラム
バター           15グラム(柔らかくしておきます)
卵             25グラム     
ぬるま湯         135CC


◇アイシングとして◇
粉砂糖           50グラム
水             適量

◇リンゴ煮として◇
リンゴ          2個
砂糖           90グラム
レモン汁         小匙2



手順
※ 型の準備をしましょう。フッ素加工の型ですが、念のためショートニング、あるいはバターを薄く塗っておきます。これで型の準備は完了です。


1.まずリンゴを煮ておきましょう。アップルピーラーでクルクル皮を剥きながらスライスして縦に4等分。塩水につけたらすぐにザルにあげ水気をきります。お鍋に入れて分量の砂糖とレモン汁を加え、煮詰めましょう。水分がほぼなくなるまで煮詰めたらOKです。






2.パン生地の準備です。ボッシュのボウルに卵とぬるま湯以外の材料を入れます。羽はパン用のフックです。卵はよく溶き、ぬるま湯と合わせておきます。この卵液を加えながらスピードは一番低速の「1」で捏ねていきます。(パン捏ねの場合は通常最後まで低速の「1」のままです)


3.マシーンに捏ねはお任せといっても放っておいてはいけません。卵液を加えたらそこから8分捏ねましょう。途中でマシーンを止め側面に飛び散った材料をきれいに集めたり、生地に触って捏ね具合を確かめましょう。(捏ねる合計時間はマシーンを止めている時間はカウントしません)捏ねが終了したかどうかは実際に生地を伸ばしてみて確認します。指で生地をゆっくりとたぐり寄せる感じでそっと伸ばしていきます。すぐにブチっと切れてしまうようではまだ捏ねが足りません。その場合はあと1分捏ねましょう。薄く伸ばすことができたら捏ねは終了です。表面がきれいになるよう丸めてボウルに戻し、ラップをして第一醗酵にはいります。第一醗酵は28度でおよそ45〜50分です。捏ね上げ温度により時間は異なりますのでおよそ45〜50分というのはあくまでも目安です。生地量が約2.6〜2.8倍になれば第一醗酵は終了です。


4.軽く打ち粉(強力粉)をふった台に生地を取り出します。ガス抜きをしながら生地をまとめ今度はキャンバス生地の上に置いて、15分のベンチタイムを取ります。表面が乾燥しないよう上にもキャンバス生地をかぶせておくと良いです。余談ですが「3ピースベイカーズセット」がパンの発酵に都合がよく、最近よく使っています。蓋の高さがたっぷりあるので使い勝手が良いです。


5.15分のベンチタイムが終了したら、いよいよ成型です。リンゴを巻き込みますので四角く伸ばします。そして煮たリンゴを生地の上にのせ、さらにお好みでシナモンを振ります。手前からきちっと巻き込んでいきましょう。巻き終わりをピチっと閉じます。

6.全体を8等分にカットします。カットした面を上になるよう、型に並べます。







7パン生地が並んだ型を蓋付きのバットに入れて第2発酵に入ります

8、35度で約35分位で第2発酵は終了です。


9、溶き卵を塗りアーモンドスライスをのせ、180度のオーブンで20〜23分焼き上げます。

10.焼き上がったら型ごと10センチほどの高さからトンと落とし、ショックを与えます。そして型から取り出し網の上であら熱を取りましょう。完全にあら熱が取れたらアイシングをたっぷりかけて出来上がり!

MEMO この懐かしいリングケーキのアイシングはスプーンでとろーりかける感じが良いです。手でちぎってお召し上がりください。








使った道具

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