自由が丘WINGレシピ：蛇の目型でシュトーレン

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蛇の目型でシュトーレンを焼きました

●ドイツのクリスマスといえばやっぱりシュトーレン。12月の行事ですが、一足お先に練習も兼ね一年ぶりに焼いてみました。今回はシルエットの素敵な型「蛇の目型」のシュトーレンです。ドライフルーツたっぷりのシュトーレンは薄めにスライスして召し上がってみてください。水を一滴も使わずに牛乳と卵で練り上げたとても濃厚な生地で作ります。また、ドライフルーツをお酒に漬け込むタイプではないので、小さなお子様でもまたアルコールの苦手な方にもとても美味しく召し上がっていただけます。発酵にやや時間を要しますが、たっぷりお時間のあるときにぜひお試しくださいませ。

材料　（直径20センチの蛇の目型1台分）
強力粉　　　　　　　240グラム
薄力粉　　　　　　　80グラム
ドライイースト　　　12グラム
塩　　　　　　　　　 3グラム
砂糖　　　　　　　　65グラム
バター　　　　　　　65グラム（柔らかくしておきます）
卵１個＋牛乳　　　　200～220CC（沸騰寸前まで温めた牛乳を冷ましたものを用意します）
レーズン　　　　　　120グラム
くるみ　　　　　　　 60グラム
オレンジピール　　　3分の2枚
アンジェリカ　　　　7～8センチ
チェリー　　　　　　 8粒
お好みで　　シナモン・ナツメッグを風味付けに
焼き上がってからの材料として
仕上げ用のバター　　 80グラム（溶かして使います）
仕上げ用の粉砂糖　　 90グラム（茶漉しでふるいます）

１－パン生地を捏ね上げる→第一発酵

２-成型→第2発酵→焼き上げ

手順
※　型の内側にはショートニングを塗っておきましょう。

１．材料のドライフルーツ類はすべて小さくカットしておきます。（２～３ミリ角ぐらい。レーズンもカットしておくと生地になじみやすく焦げにくいです。）

２．ボッシュのボールに強力粉、薄力粉、ドライイースト、塩、砂糖、カットしたドライフルーツ、シナモン、ナツメッグを入れて全体をよく合わせます。そこへ、柔らかくしたバターをのせます。別のボウルに溶きほぐした卵１個に冷ました牛乳を加え均一にします。

３．材料を入れたボウルをマシーンにセットし「卵１個＋牛乳」を加えながら、低速の「１」でおよそ8分捏ね上げます。途中で側面に飛び散った材料を落とし、全体が均一にします。スピードは低速「１」のままです。生地の硬さを途中で確認するとよいです。もし硬いようなら、途中で生地に霧をシュッシュっと吹きかけ捏ねると良いです。

４．捏ね上がったら生地をまとめ、ボウルに戻しラップをして第一醗酵に入ります。28度のところで50～60分待ちます。バターや砂糖が多めなのでバターロールなどのパン生地より少し醗酵に時間がかかります。

５．第一醗酵の終了した生地を台の上に取り出し、きれいに丸め直して台の上でねかせます。乾燥しないよう、ノルディックウェアの3ピースベーカーズがこんなときはお奨めです。（蓋つき容器を使用しない場合はキャンバス生地を上からかぶせ、乾燥に注意しましょう。大きめのビニールをかぶせておけば完璧です）またシュトーレンはバターを多く含んだ生地ですので、今回は台の上に直接生地を置くことをお奨めします。そしてその上にキャンバス生地をかぶせましょう。１５分のベンチタイムをとります。このベンチタイムをとることで、このあとの成形がやりやすくなります。

６．軽く打ち粉（強力粉）をした台の上にベンチタイムの終わった生地を置き、麺棒でふたまわりほど大きな丸に伸ばします。

７．軽く打ち粉（強力粉）をした台の上にベンチタイムの終わった生地を置き、麺棒でふたまわりほど大きな楕円に伸ばします。あとは手前３分の１を折たたみます。反対側の３分の１も手前の折りたたんだ生地の上に重ねるようにかぶせます。全体の感じは横長です。全体を転がしながら長さ約30センチに伸ばします。

８．ショートニングを塗った蛇の目型に生地を入れます。ラップをして第二発酵にはいりましょう。32～34度のところで約40分ねかせます。

９．第二醗酵の終了した生地に霧を吹き、180度に予熱したオーブンで30～35分焼きます。途中で焼き色がつき過ぎたらアルミ箔をかぶせて時間まで焼きましょう。

１０．時間通り焼き上げたら、念のためケーキテスターで確かめましょう。中まで火が通ったことを確認したら、型からはずし網の上で次に作業にすすみましょう。

これより使いやすい霧吹きはありません霧ふき器

３仕上げ

１１．トップの部分にコーティングを施します。網ごと大きめの紙の上におきます。表面に仕上げ用の溶かしバターを刷毛で塗っていきます。その上から粉砂糖を茶漉しに入れてふりかけます。全体に粉砂糖をふったらもう一度粉砂糖の上から刷毛で溶かしバターを塗ります。この時はなるべく最初に塗った粉砂糖がはがれないよう、少しおさえる感じでバターを塗っていくのが良いです。粉砂糖を同様にふりかけます。まだ溶かしバターが余っているようでしたら、再度同じ作業を繰り返してください。数回に分けてバターと粉砂糖を重ねることで分厚くコーティングされます。このまま網の上で冷まします。
１２．完全に冷めたらアルミ箔にきっちりと包んで、冷蔵庫で休ませます。翌日になったら薄くスライスして召し上がってください。濃厚なパンを紅茶と一緒にどうぞ。

ＭＥＭＯ　クリスマスを迎えるためのお菓子のようなシュトーレンはお家で作ると最高です。今回は「蛇の目型」を使うことで、華やかな仕上がりになりました。リボンや木の実を副えるとリースに変身です。切り分けるのがもったいないようなパンの完成です。

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