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リンゴをシュクレーヌでキャラメリーゼ風

●リンゴをとろとろに煮たところをさらにシュクレーヌを振ってオーブンの高温の上火だけをきかせてこんがり焼いてみました。本来ならバーナー(こてのようなもの)で焼くところですが、なかなかご家庭では、お菓子用のバーナーは大袈裟ですので純度の高いグラニュー糖をさらに極微粒に仕上げたシュクレーヌを使ってキャラメリーゼ風にいたしました。とろけそうなリンゴのトロトロを表面の部分だけ、思いっきりカラメルに仕上げました。今回の良いところはぐつぐつリンゴを煮込んでそのままオーブンに入れて表面をカリカリにしてしまうところです。熱々のリンゴにひんやりバニラアイスを添えて上からシナモンなど振ってみてはいかがでしょうか?かなりはまってしまいそうなデザートです。

昨年の秋にタルトタタンを見ていただきましたが、途中までは同じです。タルトタタンはクッキー生地をのせてオーブンで焼いていきますが、今回はさらに手順は簡単です。ぜひお試しください。

材料
りんご         中4個
グラニュー糖     100グラム
バター         70グラム
シュクレーヌ      大2〜3(上にかける分として)
シナモン        適量(お好みで)
バニラアイス      適量(お好みで)

手順
1.リンゴは皮をむいて4分の1にカットし、食塩水につけておきます。底の部分にバターを塗りグラニュー糖を全体に広げます。

2.広げたグラニュー糖の上にリンゴを敷き詰めていきます。落とし蓋の代わりにアルミ箔をかぶせて、弱火にかけ途中2〜3回リンゴを入れ替えます。しんなりしてきたらなるべく隙間が出来ないよう、りんごを詰めていきましょう。

3.リンゴの煮汁がきつね色になったら火から下ろします。山盛りだったリンゴはすっかり半分ほどになります。シュクレーヌを均一になるように茶漉しで振って220度上火のきかせたオーブンの上段にいれます。

4.5〜7分ほどでところどころこんがりと焼き色が付いてくると思います。この時間はオーブンによってかなり違いがあると思いますので、オーブンのガラス越しに様子を見ながら最後の焼きを入れてください。また上火の機能がついていないオーブンの場合は230度に上げて上の段で焼き色をつけていきます。この場合は10分以上かかると思います。

5.こんがり焼き色がついたらオーブンから取り出し網の上で冷まします。熱々のところを召し上がるのでしたら大きめのスプーンですくってお皿に取り分けバニラアイスを添えましょう。バニラアイスの冷たさと熱々のリンゴもとても良く合います。少し冷めたくらいが食べやすいかも知れません。くれぐれも美味しすぎて食べすぎにご注意ください。

MEMO リンゴを煮たキャセロールがそのままオーブンに入ってしまうのは助かりますね。(もしシュクレーヌが手に入らない場合はグラニュー糖で代用してください。)ぐつぐつ煮込んでいる間もさすがにクルゼです。焦げてきそうでなかなか焦げてこないのはちょっと安心。ビュッフェで今回のようなお砂糖たっぷりのリンゴを煮てもゆっくりゆっくり煮えてくるので不思議とリンゴも煮崩れません。4分の1にカットしたままの形が残っているのがうれしいです。