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リンゴの蒸しパン

●酸味のきいたをリンゴをアップルピーラーでクルクルとスライス。上等なリンゴでなくて良いのです。キズのあるリンゴや安売りのリンゴを買ってきたら、ぜひお試しください。大きなホーローのお鍋でたくさん煮て、リンゴの準備をいたしましょう。煮たリンゴはいろいろなケーキに使えますから、たくさん煮て冷蔵庫で保存しておきましょう。この煮たリンゴが活躍するのはアップルパイだけではありませんよ。パンケーキに添えたり、スポンジ生地の中に入れて蒸し上げれば、フカフカのリンゴの蒸しパンの出来上がり!今回使用した型は、エクリプスシリーズの星型です。この型はノルディック社の型に比べると小さめで、日本規格のオーブンに最適、可愛いサイズのケーキ焼き型なのです。その中からデコボコの形がユニークな星型のケーキ型を選んでみました。ノルディック社のケーキ型と同様にフッ素加工がされておりますから、敷き紙を敷かずに、薄っすらオイルをひきます。そして生地を流し込むだけ。あとは蒸気の上がった蒸し器に入れ、中強火でふっくら蒸し上げます。甘酸っぱいリンゴの香りがキッチンいっぱいに広がり、食欲の秋を感じます。

●面白キッチングッズの人気のアップルピーラーを、現在お使いの方は、ついつい調子にのって、くるくるリンゴのスライスをやり過ぎていませんか?何度も言うようですが、はまってしまうほど簡単で面白いのは事実です!とはいっても毎日、毎日、バターたっぷりのアップルパイばかりでは、ちょっと心配・・・・そこで今回はバターなどの油脂分をまったく使用しない、蒸しパンを作ってみました。蒸し器で蒸し上げますから短時間で、しかもオーブンがなくてもOKです。干しブドウの蒸しパンはよく見かけますが、お家で煮たリンゴを入れたフカフカの蒸しパンはもう最高です。絶対に必要なのはやや大きめの蒸し器です。今回使用しました富士ホーローのスチーマーにもなるお鍋は、底部分から上に向かって大きく開いているので、寸胴の蒸し器に比べると、食材や器などの出し入れがとてもラクに感じます。そしてもう一つ、生地を流し込んだ型ですが、フッ素加工の星型のケーキ型です。本来はオーブンやトースターで使う型ですが、大きさが小さめなので、今回のように蒸し器に入れる場合にも、ピッタリのサイズでした。薄くサラダオイルを吹きかけてから、生地を流し込みます。やや高さがありますので、生地は八分目まで入れず、半分くらいでやめておきます。それではリンゴの蒸しパン作ってみましょう!

材料(内のり直径16.5センチ×高さ7.2センチが2個分)
卵        Lサイズ2個
砂糖       60グラム
薄力粉      70グラム
※ 生地は型の半分目までで良いので、材料は少なめです。

◇リンゴ煮用◇
リンゴ      中2個 
砂糖       80グラム
レモンの輪切り  2〜3枚
※ この倍から3倍の量で作りおきしておくのも良いですね。密閉容器に入れ冷蔵庫で10日間ほど保存できます。冷凍庫で保存するのなら、ラップで平たくして包み保存すると良いと思います。

※ 今回使用するノルディック社のパイ用のパンには、薄くオイルを吹きかけておきます。

手順
◇初めにリンゴを煮ていきます◇
1.リンゴはアップルピーラーにセットし、グルグル回転させて皮を剥きながらスライスをしていきます。芯の部分もくり抜けますから、らせん状にスライスできたら縦半分にカットします。ここまではアッという間のはずです。(包丁でカットする場合は皮を剥き、たてに4分の1にカット。厚さ3〜4ミリの小口切り)
2.お鍋にリンゴと砂糖・レモンを入れて弱火にかけ、落し蓋をして煮ます。(りんごからかなり水分が出てきますので、水はいっさい入れません)
3.初めのうちはリンゴの水分が出てませんから、こびりつきやすいです。砂糖とリンゴがよくからむように、お鍋を上下にあおると良いです。リンゴから水分が出始め、火が通ってくるとだんだんとすきとおってしんなりしてきます。水分がほとんどなくなるまで煮詰めていきます。
4.煮詰まるころが一番焦げやすいので、そばについていてください。煮詰まってきたら火を止め、冷まします。これでリンゴの準備はOKです!

◇次に蒸しパンの生地を作ります◇
5.ボウルに卵を割りほぐします。人肌よりやや温かい湯煎でボウルの底を温めながら、ミキシングしていきます。卵は全卵のままミキシングです。卵黄と卵白に分けてミキシングする場合もありますが、共立ての方が卵の状態が安定していて良いと思います。しっかりと泡立てしましょう。ホイッパーで生地をすくいたらしてみて、跡がしっかりと残るまで泡立てます。

6.次に砂糖を入れてさらにホイップします。砂糖を加えることで、生地が安定してきます。卵がしっかり空気を抱き込むよう、ミキシングを続けここでもホイッパーで生地をすくいたらしてみて、跡がしっかりと残るまで泡立てます。

7.次にふるった薄力粉を加え、粉合わせをします。底の方からしっかりと決して練らないよう、大きく回しながら、粉気がなくなるまでしっかりと粉合わせしていきます。粉合わせはなかなか言葉でお伝えするのが難しい部分ですが、切る感じというより、スパチュラの面をしっかりと生地にあてる感じで大きくしっかりと合わせます。

8.粉気がなくなったら、汁気を切った煮たリンゴを3分の1加えます。リンゴを加えたらさっくりと軽く合わせ生地は出来上がりです。型に薄っすらとオイルを塗り、生地を半分流し込みます。上からリンゴをのせます。

9.蒸気の上がった蒸し器に入れ、中強火で10分蒸します。串を刺してみて中まで火が通っていたらOKです。アツアツのふっくら蒸しパンの出来上がりです。


今回使ったスチーマーはこちらです→→