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オーソドックス・アップルパイ


●まだ子供のころ、紅玉リンゴが簡単に手に入ったころによく作ってもらったアップルパイです。その懐かしいアップルパイをジャンボサイズで焼いてみたいと思います。準備するリンゴは何と7個。それでは、ノルディックウェアの新しいベイクウェアで大きな大きな「オーソドックス・アップルパイ」を焼き上げてみましょう。このパイ皿を選んだ理由は、空気穴が開いている蓋付きだからなのです。だから
あら熱が取れたらラップではなく蓋をして保管できます。この蓋部分には、上部に穴が開いていて余分な湿気を放出してくれます。パイは密閉してしまうとリンゴの水分でせっかくのパイ生地がしっとりしてしまいます。適度な通気性のある蓋のお陰で最後まで美味しくいただくことが出来ました。

材料
□中身のリンゴ用□
リンゴ            7個
砂糖             240グラム
レモン汁           1個

□パイ生地用□
薄力粉            400グラム
バター            320グラム           
冷水             200CC
塩              小匙1弱(2.5グラム)

手順
1.リンゴは皮をむき縦に4等分し、芯を取り塩水につけます。端から3ミリの厚みにスライスし大きなお鍋に入れます。レモン汁と分量の砂糖を加え弱火にかけながら煮詰めます。しばらくすると、リンゴから水分が出てきますので最初に焦がさないよう注意しましょう。落し蓋をしながら水分がなくなるまで煮詰めます。煮詰まってくるころも、焦げ易いので要注意!上手に煮上げて、お皿に広げ冷ましておきます。

2.次にパイ生地の準備をします。大きめなボウルに薄力粉と塩を入れ混ぜます。その上に冷蔵庫から出したバターをのせます。スケッパーでバターをザクザクカットしていきましょう。常にバターの断面に小麦粉が触れるよう、粉をまぶしながらカットを続けます。バターの大きさが徐々に小さくなり、アズキくらいまで小さくなったらOKです。

注:スケッパーでなくパイブレンダーでバターをカットする場合は冷蔵庫から出したばかりのバターでは硬すぎますので、その場合は室温に30分ほどおいたバターをお使いください。カチンカチンのバターをパイブレンダーでカットしようとすると、パイブレンダーの刃を傷めてしまいます。

3.次に、冷水200CCを全体に振り入れる感じで注ぎいれます。スパチュラで底の方から大きく馴染ませ、均一にします。この段階は粉気がまだまだ残っている状態です。そして手のひらで押してひとまとめにします。ビニール袋に入れ冷蔵庫でねかせます。板状にして約40分ねかせましょう。

4.ねかせた生地を台に取り出し、麺棒で伸ばしては三つ折りにたたむという作業を3回おこないます。そして大きく伸ばし(パイ皿2枚分のサイズより少し大きめ)パイ皿に敷き込みます。大きすぎてやりにくいときは、生地を半分にしてから下に敷く分、上に被せる分、と分けて伸ばすと良いです。最初の生地をパイ皿に敷き込んだら、パン粉を少量(大匙山盛りで2杯分)パイ生地の上に広げます。

5.振り入れたパン粉の上に煮込んだリンゴを敷き詰めます。なるべく空気が入らないようぴっちりとリンゴを敷き込みます。周囲のパイ生地に刷毛で水を塗り、上に被せる方のパイ生地をのせます。そして余分な生地を庖丁で切り落とします。余った生地はもう一度丸めて伸ばし、周囲の飾りや葉っぱの形にカットしてパイの上に飾りましょう。パイ生地の表面に庖丁で切り込みを数箇所いれておきます。空気穴の役目をします。卵(分量外)を割りほぐし刷毛で塗ります。

6.そしてオーブンで焼きます。オーブンは200度に予熱しておきます。天板にクッキングーペーパーを敷き、その上にパイを置き焼いていきます。パイを入れたらオーブンを190度に下げ約30分、その後180度にしてさらに20〜30分焼きます。サイズが大きめですので、いつものアップルパイよりちょっと長めに焼いてください。

7.焼き上がったらパイ皿ごと網の上であら熱を取りましょう。

MEMO 熱々のアップルパイにバニラアイスは定番ですが、それもそのはず。お家で焼き上げたアップルパイはまた格別です。ぜひ熱々のアップルパイにバニラアイスを添えて召し上がってくださいませ。


パイ皿


おなべ
麺台



スケッパー


麺棒
パイブレンダー


パイカッター