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昔の遠ーい記憶を辿りながらレシピがようやく完成いたしました。マカロンのようなダックワーズのような西洋カリントのような、あとをひく香ばしさ。
クランセ・カーケ


●ノルウェーの代表的なお菓子で、特別の日のためのクッキーのようなケーキです。たとえば、結婚式やクリスマスには欠かせないセンターピースでもあります。18段の丸い輪を積み重ねた豪華なお菓子は、丸い円盤型の型がそれぞれ大・中・小の輪になっています。この大・中・小の輪の輪にそって生地を搾り出していきます。1枚の型で3つの輪が焼けますから6枚全部焼くと18個の輪が出来上がります。お味の方はアーモンドプードルがたっぷり入ったとても香ばしいお菓子です。


材料(やや多めで用意します)
アーモンドプードル400グラム
粉砂糖450グラム
薄力粉大4
◇メレンゲ用として◇
卵白 8個
粉砂糖50グラム
クランセカーケの型はこちらhttp://item.rakuten.co.jp/tubasa55/np-3273/

手順

1.型の準備をしておきます。この型はフッ素加工ですが、「Kransekake」の生地が型に張り付きやすい生地なので、溶かしバターあるいは溶かしたショートニングを刷毛で塗り、バターとショートニングが固まったところで茶漉しで強力粉を振ります。余分な粉ははたいて型の準備はOKです。







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では生地の準備をしていきます。アーモンドプードル・粉砂糖・薄力粉はいっしょにふるっておきます。


2.一番初めにメレンゲを作っていきます。大きめのボウルに卵白を割りほぐし、スタンドミキサーまたはハンドミキサーでミキシングします。はじめから粉砂糖を入れずに、卵白が白っぽくなったところで、メレンゲ用の粉砂糖を加え攪拌します。角がピンと立ったきれいなメレンゲに仕上げます。


3.そこへふるったアーモンドプードル・粉砂糖・薄力粉を入れ、ここからはスパチュラで合わせます。粉合わせはねっとりしてくる少し前くらいの感じが良いです。粉合わせが足りないと生地にむらが出来て均一に焼きあがりません。また混ぜすぎるとねっとりし過ぎてあまり膨らみがよくありません。スパチュラですくったとき生地がボテッではなく、ゆっくりポターと落ちる感じが良いです。(この辺のニュアンスがお伝えしにくいですが・・・)


4.いよいよ型に搾り出していきます。搾り出し袋に丸の口金(先っぽの丸の直径が1〜1.3センチ位)をつけて生地を入れましょう。三角の搾り出し袋の口をしっかりとふさぎ、準備した型に搾り出していきます。膨らんでもお隣同士の生地がくっ付かない程度に搾り出します。


5.200度のオーブンで7分、そのあと150度に温度を下げて5〜7分焼きます。表面のきつね色が目安です。(それぞれのご家庭のオーブンに合わせて時間調整してください)オーブンから取り出したら、冷めるまで型から取りはずしません。焼き上がりはとてももろいケーキなので完全に冷めてから型からはずします。


注:オーブンから出した時点で、もしお隣同士がくっ付いていたら、細い楊枝の先っぽでくっ付いた生地に切れ目を入れる感じで、隙間を作っておくと良いです。


6.頑張って全部で6枚の型を焼き上げ、そして18枚の輪っかのケーキが全て冷めたところで順番に積み上げます。それぞれにアイシングで飾りの模様をつけたり、粉砂糖やココアを振ったり、またオーナメントやリボンを飾っても良いですね。テーブルの中央が似合いそうなケーキに仕上ります。


MEMO 本来は18枚を積み上げるケーキなのですが枚数はそのときに応じて調整しましょう。6枚のチビッコ「Kransekake」でも十分豪華です。アーモンドの香ばしさがギューと詰まったとても美味しい焼き菓子は、ちょっとやみつきになる食感でもあります。アーモンドの代わりにココナッツの粉末を加えるとココナッツファンにはたまらない焼き菓子になります。


もし生地が余ったら絞り出してクッキーの焼いておきましょう。香ばしいクッキーが焼きあがります

テンパンの上にオーブンペーパーをひいて、お好きな形に搾り出して上か粉砂糖をかけます。200度のオーブンで5分ほどで焼きあがります

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