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マトファのフラットタルト型でヴィクトリア・スポンジ風ケーキを焼いてみました。


●ビクトリア女王にちなんだケーキの中から「ビクトリア・スポンジ」をちょっとアレンジしたしっとりケーキを焼いてみました。英国のお茶の習慣「アフタヌーンティー」を定着させたことでも有名なヴィクトリア女王。そのビクトリア女王が好んで食べていたお菓子が「ビクトリア・スポンジ」英国ではポピュラーなケーキで、お母さまからお嬢様へ受け継がれるお菓子のひとつだそうです。日本ではスコーンの方が圧倒的に知られておりますが、そのスコーンと同じくらいお馴染みの「ビクトリア・スポンジ」をちょっとだけアレンジして焼いてみました。ケーキに添えるラズベリーの酸味がとてもよく合い、さっぱりといただけます。

●名前からはフワフワのスポンジ生地を想像しますが、パウンドケーキとほぼ同じレシピで作るケーキです。ですが、背の低い丸い型で焼き上げますので、いつものパウンドケーキとは一味違う食感です。本来は2枚焼いて、ラズベリージャムと生クリームをはさむのだそうです。ですが今回は一枚をしっとり焼き、粉糖をかけ冷凍のラズベリーをのせてみました。中央が膨らまないように焼くことを心がけて、作ってみました。冷蔵庫でひんやり冷していただくととっても美味しいですよ。




材料(直径16×高さ2.2センチの型で3個分)
バター        200グラム
砂糖         150グラム
薄力粉(ドルチェ)  150グラム
アーモンドプードル   20グラム
卵           3個


手順
※ 型の準備をします。型の内側に溶かしバターを刷毛で塗ります。そして型を冷蔵庫に入れバターを固めます。10分ほどで固まります。そして茶漉しで強力粉をふります。余分な強力粉をはたいて準備はOKです。気温の高い夏なら生地を流し込むまで冷蔵庫に入れておくと良いです。

1.ボウルに柔らかくしたバターを入れます。ふんわりするまでミキシングしましょう。黄色だったバターが徐々に白っぽくフワっとなってきます。

2.ふんわり白っぽくなったら砂糖を加えます。2回に分けて砂糖を加えその都度しっかりと攪拌します。砂糖を全部加えたらさらにミキシングを続けます。砂糖が完全に溶けしっかりと混ざったら先へ進みます。

3.室温に戻した卵を別のボウルに割りほぐします。「2」のボウルに卵を加えながら、よく攪拌します。しっかりミキシングしながら、卵を加えれば分離することはないはずです。またこのときの卵は、冷蔵庫から出したばかりの卵ではなく室温に戻した卵を使いましょう。分離するのを防ぐことができます。

4.薄力粉とアーモンドプードルはいっしょにふるっておきます。「3」のボウルにふるった薄力粉とアーモンドプードルを加えます。そしてスパチュラで粉合わせしましょう。粉気が残らないよう、しっかりと、上手に粉合わせしましょう。

5.型に生地を流し込みます。3個のケーキ型にほぼ同じ量を流し入れ中央をへこまします。中央が膨らまないよう周囲を高くするのがポイント!180度に予熱したオーブンで16〜18分焼きます。表面のきつね色が目安です。

6.焼き上がったら網に取り出します。あら熱を取り、完全に冷めたら密閉して冷蔵庫で一日ねかせましょう。翌日にはさらにしっとりしてきます。


生地量250グラムで焼き上げた場合
生地量280グラムで焼き上げた場合


7.仕上げ---------粉糖を茶漉しでたっぷりふり、ラズベリーを添えてお召し上がりください。



MEMO ヴィクトリア・スポンジ風ケーキはバターケーキですが、しっとり美味しくいただけます。パウンドケーキに比べ、焼き時間が短いのでので、カットしたときに焼き色が分厚くないのが良いですね。紅茶に合うお上品なケーキです。ぜひラズベリーを添えるのをお忘れなく。






フランスマトファ社 フラットタルト16センチ

フランスマトファ社製 平底ボウル(18センチ 1.7リットル)

コンパクトスケール 2キログラム

防水・耐熱スピードウェーブ泡立 30cm

フランスマトファ社製 TPEスパチュラ(30センチ)

フランス:マトファ社 丸網(スズメッキ)

めん台(人工大理石)