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カヌレ型でわらび餅

●焼き型から冷し型まで万能な使い勝手のカヌレ型は、今も日々活躍中です。夏の和菓子の中からプルプル食感のわらび餅を作ってみました。冷たいプルプルの中にはこし餡を忍ばせました。ゼリーや寒天に比べますとやや手間はかかりますが、(とは申しましても水で溶かして火にかけて練って煮上げるだけです)プルプル好きには人気のわらび餅です。

材料(カヌレ型一枚分 カヌレ一個分は80CCです)

わらび餅粉   130グラム
砂糖100グラム
水 550CC
こし餡80グラム

注:今回使用いたしましたわらび餅粉は甘藷澱粉を原材料のものを使用いたしました。

手順
1.お鍋にわらび餅粉を入れ、そこへ分量の水を少しずつ加えながらよくかき混ぜます。水がすべて入ったら砂糖も加えふたたびよくかき混ぜます。

2.「1」のお鍋を弱火にかけて、終始穴あき木べらでかき混ぜます。ちょっと目を離すと均一に固まってくれませんから、ずっと付きっきりでかき混ぜてください。ここから固まってくるまでが一番重要な部分です。

3.しだいに白い液がほんの少しずつ透明になってきます。火が通った証拠です。ですが透明になるにつれ粘りが出てとても重く感じます。それでも木べらをしっかりと底の方からかき混ぜて全体がよ透明になるまで練っていきます。

4.全体が透明になったらOKです。火を止めてスプーンでわらび餅をすくいカヌレ型にポトンと落とします。カヌレの高さの半分より少しだけ低いところまで入れたらこし餡をのせ、またその上にわらび餅を入れこし餡を覆います。(こし餡がちょうど真ん中に位置にくるように)熱いうちに行うことが形をきれいに出すための大事なポイントです。手やスプーンを水につけて冷しながらやってみましょう。そして冷蔵庫でキンキンに冷し固めます。

注:ほんの少しこんもりさせたぐらいの量がちょうど良いです。ぬらしたラップで蓋をしてその上に平らなプレートを置き重石をすると良いです。重石をすることでカヌレの形がくっきりと出ます。

MEMO 高さがあるカヌレ型は中に餡を入れたり、二色・三色ゼリーにも向いている型ですね。次はカヌレ型でそうめんジュレをご紹介いたします。