|
|
|
いつもWINGをご利用いただきましてありがとうございます |
|
|
ピオーネとメロンの贅沢ケーキ
●ノンスティックスプリングフォームパンを使って、ふんわりスポンジケーキを焼いてみましょう。使用するスプリングフォームパンは二種類のケーキが焼ける型ですが、今回は段をつけるための型をセットして焼きます。生地のスポンジ生地にはレモン汁を加え、ほんのり酸味がきいた生地に仕上げます。
材料 卵黄 8個 卵白 10個 砂糖(卵黄用) 100グラム 砂糖(卵白用) 170グラム 薄力粉(バイオレット) 340グラム レモン汁 15CC 水 15CC
◇盛り合わるフルーツとして ピオーネ・メロン
◇型に塗るオイルとして ショートニング適量
|
手順
1.型の準備をしましょう。ノンスティックスプリングフォームパンに凸凹のあるプレートをセットします。ショートニングを塗り残しのないよう内側全体塗ります。これで型の準備はOKです。ノンスティック加工がしてありますので、ショートニングの上に粉をふるう必要はありません。(使用していくうちに徐々にノンスティック加工が薄らいできます。そうなった場合には、ショートニングを塗ったあと薄く小麦粉をはたくと生地離れが良いです)
2.今回は卵黄用と卵白用のそれぞれ2個のボウル使います。まず卵黄からです。卵黄をボウルに入れ湯せんします。そこへ分量の砂糖100グラムを加え、ミキシングをします。卵黄は砂糖を加えたままにしておくと、ぶつぶつになってしまうので、砂糖を加えたらすぐにミキシングを始めましょう。はじめは色が濃いですが、徐々にうっすらともったりしてきます。かなりふわっとしてきたらここでミキシングはOKです。
3.次に卵白の泡立てです。ボウルに卵白を入れミキシングをしましょう。途中で分量の砂糖170グラムを加え、さらにミキシングをします。つやのあるきれいなメレンゲになり、角がピンと立つくらいまでに仕上がったらOKです。
4.泡立てたメレンゲは3分の1ずつ「2」のボウルに3回に分けて入れていきます。では一回目。メレンゲの3分の1を「2」のボウルに入れ、ウイスクでかき混ぜます。全体が均一になったらOKです。
5.二回目。メレンゲの3分の1とふるった薄力粉(バイオレット)を加え、スパチュラで粉合わせします。まだ粉が残っている段階で「レモン汁」と「水」をスパチュラで受けながら加えます。そして粉合わせ続けます。練らないように、でもしっかりと粉気がなくなるまで合わせます。
6.三回目。残りの3分の1のメレンゲを加えます。このメレンゲはふんわり感を出すためのメレンゲです。出来る限り泡をつぶさないよう、でもしっかりと生地に合わせます。合わせ方が足りないと卵白の白い部分が生地の中に残ってしまいます。一番加減が難しいところですが、生地の状態を確認しながら泡をつぶさないよう仕上げましょう。
7.出来上がった生地を型に流し入れます。表面をドレッジで平にならし、180度に予熱したオーブンに入れましょう。このとき大事なことは天板に直接型を置かず、網を置きそしてその網の上に型を置いて焼きます。つまり、天板+網+型となります。型の底内側が持ち上がっているため、型全体に均一に熱風を行き届かせるためです。
8.180度で約40〜45分かけて焼きます。20分ほどで表面がキツネ色になりますので、ここでアルミ箔で表面をすっぽり覆います。これ以上焼き色をつけないためです。そして時間までじっくりと焼いてください。
9.ケーキテスターで生地の焼き上げ具合を確認しましょう。中まで火が通っていたらオーブンから取り出します。7〜8センチくらいの高さから型のままトンと落とし、ショックを与えます。網の上に型をのせ、型のスプリングをカチャと外し、そのまま10分放置します。その後、側面の枠を外します。
10.もう一枚の網にひっくり返して今度は底部分のプレートを外しましょう。そのままあら熱が取れるまで待ちます。完全に冷めたらラップで覆い、冷蔵庫で丸一日ねかせます。ねかせることで生地がしっとりします。乾燥しないよう気をつけて!
11.ねかせた生地を冷蔵庫から取り出し、いよいよ仕上げをします。表面にシロップを塗りましょう。へこんだ部分にクリームを絞りフルーツを盛り合わせたら完成です。この時のシロップは水200CCに砂糖50グラムを加え一煮立ちさせ、冷ましたものを使います。
MEMO 卵の別立て法によるスポンジ生地の場合は、ミキシングした卵黄と卵白を合わせてから粉合わせをしますが、今回は違います。シフォンケーキに近い感じの作り方です。ふんわり感を持たせたスポンジ生地に仕上げる場合は、途中の判断が難しいですが、ぜひお試しいただきたいふんわりスポンジケーキです。
|
|
|
|
|
|
|
|