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栗の甘露煮

●一年のうちでも、短い期間しか出回ることのない、栗を美味しくほっくり仕上げてみませんか。上品な味わいの「栗」は甘さ控えめで仕上げると、栗本来の美味しさが味わえます。お菓子作りにも、中華のおこわにも「甘露煮」があると嬉しいものです。ましてや、お家でコトコト煮上げる「栗の甘露煮」は最高です。くちなしの実を使用するときれいな黄色に染めることもできます。まずは栗の固い皮を専用の「クリくりぼうず」でスルスル剥いていきましょう。

材料
栗      皮付きのもの500グラム
砂糖           170グラム
くちなしの実        1個
酢             20CC


手順
※晒し木綿で作った小さな袋を用意しておきます。ごく簡単に作ったものでOKです。その中に「くちなしの実」を半分に割ったものをいれます。こうしておくと中の実が茹で汁に出ることなく煮上がります。
1.大きめな栗を準備してはじめましょう。栗の固い皮を専用の「クリくりぼうず」でスルスルと剥いていきます。少し厚めに剥くと、渋皮まで一気に剥けますので、甘露煮の時は厚めに剥くのがお奨めです。剥いたらたっぷりの水に放しておきます。

2.お鍋に栗と水、酢を入れ、火にかけます。コトコト、コトコト、弱火でおよそ15分煮ます。酢を入れるのは煮崩れがしにくいからです。

3.茹で汁が濁ってきますので、栗が空気に触れないよう注意しながら、お鍋の茹で汁を取り替えましょう。小袋に入れたくちなしの実と砂糖を入れ、落し蓋をしながらコトコト弱火で煮ていきます。常に栗が茹で汁にひたっている状態が良いです。20分ほど煮たら火を消し、そのまま一晩置きます。一晩かけて冷ましながら、味がじっくりしみてくるのを待ちましょう。これで完成です。

MEMO 市販の甘露煮に比べ、ソフトな食感と控えめな甘さが最高の甘露煮に仕上がります。ロールケーキに巻いたり、マロンを敷き詰めたタルトを作ったり、中華おこわのトッピングにと、出番の多い栗の甘露煮です。でも一番美味しいのは、そのままいただくことですね。とても贅沢な気分になれるのは「自家製栗の甘露煮」だからでしょうね。ぜひお試しくださいませ。


クリくりぼうず







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