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ベルギー産の香り高いチョコレートをふんだんに使って生チョコの味わいが残るチョコレートケーキです。クーベールチュールチョコレートをふんだんに練りこんだ 香り高いガトーショコラに焼き上げました。 切り分けて砂糖を控えた生クリームを添えていただいたり、レンジで20秒ほど温めてアイスクリームを添えていただくと、生チョコの風味が一段と増します。クーベールチュールにはビターとスイートとミルクの3種類がありますが今回はあえてチョコレー本来の香りと甘さを楽しむためにスイートチョコレートを使用しています。レシピはこちら


オーナーメントにするクッキーも、形が可愛いだけのショートニングや植物性油脂で練られたハードクッキーではありません。
純良バターと卵で丁寧に焼き上げられたサクサクバタークッキーです
オーナメントにするバタークッキーは リボンを通す穴を開けるため1枚1枚手作りされています レシピはこちら


リースケーキの最後のデコレーションは
アーモンドプードル(アーモンドをお粉にしたもの)とバターと粉砂糖で焼き上げた、とてもリッチなクッキー”ブールドネージュ”です。 レシピはこちら


ホテルやレストランの店舗デザイナーが使う特別なクリスマスディスプレイ用の直径30センチの素敵なクリスマスリースです。リースに飾るリボン、茶色とグリーンをそれぞれ2.0メートルずつ。クッキーをリースに結ぶための金と銀のひもも用意しましょう 




 
◇クリスマスケーキ編◇

●気が早いようですが、クリスマスに向けてクリスマスディナーの練習を兼ねて作ってみてはいかがでしょうか?練習の成果が出たら、今年のクリスマスはきっとお友達をたくさん招いてパーティーを開きたくなりますよ。

●クリスマスケーキにオードブル、メインのお料理にフォンデュ、オーブン調理もアイデアグッズで技ありでこなしましょう。

お奨めのクリスマスケーキはリースを中心に中央にクーベルチョコレートがたっぷり入ったチョコレートケーキ、そのチョコレートケーキの上には真っ白なブールド・ネージュを積み上げます。極めつけはリースに結びつけたクッキーです。全部完成できたら感動ですが・・・できるところまででも大丈夫。このケーキを選んだ理由は生クリームでデコレーションするケーキではありませんから日持ちが良いのです。それから当日作らなくても2〜3日前に作っておけば冷蔵庫で保存できますし、一週間前に作ったら冷凍庫で保存しておけばOKです。絶対美味しいそして、お友達もビックリのそんなケーキを焼き上げましょう。では一番初めはチョコレートケーキから始めましょう。マシーンはデロンギの「パティシエ」です。


材料(直径18センチのデコレーション型 1台分)
バター  90グラム
生クリーム50CC
スイートチョコレート180グラム(タブレットのもの、かたまりの場合は刻んでおきます)    
卵黄(湯せんで温めておきます)  3個 
全卵(湯せんで温めておきます)  1個
卵白   3個
砂糖   80グラム×2
薄力粉  40グラム
ココア  70グラム(小麦粉とふるっておきます)


※ デコレーション型には敷き紙を敷いておきます。
1.お鍋にチョコレート・バター・生クリームを入れ弱火にかけます。チョコレートが溶けたら、スパチュラで全体をなじませて火からおろしておきます。
2.ここからミキサーの登場です。ボールに湯せんで温めてある卵黄と全卵1個、砂糖の半量(80グラム)を入れ、もったりするまでしっかりあわ立てます。スピードは高速の「12」です。途中でマシーンを止め、スパチュラで全体を均一になじませます。卵黄が入っているので全卵だけミキシングするのに比べ濃度が濃く混ざりにくいからです。ボウルの底の方に卵黄だけが残ってしまうこともありますから、必ず途中でマシーンを止めスパチュラで底の方から混ぜ合わせましょう。ボールの側面や底の方の卵黄を均一にし、再度もったりするまで泡立てます。
3.ここへ「1」のチョコレート生地を加えて再び泡立てます。全体が均一になじんだらOKです。
4.別のボールに卵白をいれ、メレンゲを作っていきます。この泡立てはハンドミキサーで行います。もちろんデロンギのボウルがもうひとつある方は、きれいなボールをセットして泡立てをしてください。2分ほどあわ立てたところで砂糖を加え、さらにしっかりと泡立てます。角がたつまで、がんばってあわ立てましょう。卵白の泡立てで一番大事なことは、まずボールとホイッパーに油分や水気がないこと、また最初はまず卵白だけで泡立てていきます。そのあと砂糖を加えます。決してはじめから砂糖をいれて泡立てないでください。きれいなつやのあるメレンゲが出来ましたか?(ガトー・ショコラはこの卵白のあわ立てが、出来具合いに、かかわってきます。)
5.「3」の生地にこのメレンゲを3回に分けて加えていきます。最初の3分の1はホイッパーのまましっかり合わせましょう。スピードは高速の(12)でミキシングします。1分ほどでなじんできます。ここからはマシーンからボウルをはずして作業をしてください。メレンゲの次の3分の1はスパチュラに持ち替えて、かるくなじませます。最後の3分の1はごくかるくメレンゲの白っぽい筋が残るくらいでやめておきます。
6.そこへ、ふるってある(2回はふるっておきましょう。)小麦粉とココアをいれ、混ぜていきます。この時にメレンゲの白っぽい部分も全体になじんできます。メレンゲの泡をつぶさないように、でも粉気が完全になくなるまで、上手に粉合わせします。
7.用意してあるデコレーション型に生地を流し込みます。中央をへこましておきましょう。
8.170度のオーブンで35〜40分ほど焼きます。中まで焼けたかどうかは竹串をさしてみて確かめましょう。焼き時間の途中で表面にかなり焼き色が付いたのに、まだ中まで火が通っていないような場合は、そのまま焼き続けますと表面が焦げてしまいます。そんなときはアルミ箔で表面を覆ってから再び焼きましょう。チョコレートが練り込んでいますので、表面がやや焦げやすいです。
9.焼き上がったら型から上手に取り出し網の上であら熱をとります。今回はまだ先が続きますので、この状態でいただくわけにはまいりません。しっかりと冷まします。ですが、あたたかいうちに召し上がってもとても美味しいのです。生地の中のチョコレートが溶けた状態ですから、リッチな味わいで美味しくいただけます。また冷めた場合はカットしてから、ラップをして電子レンジで15秒ほど温めれば、焼き上がり同様にいただけます。今回、このチョコレートケーキはクリスマスケーキのパーツの一つですから今しばらくお待ちください。
 
MEMO チョコレートケーキの工程はここまでです。次はクッキー生地を作ってクッキカッターで型抜きしていきます。では次へどうぞ・・・



クリスマスディナーに向けてのメニューはこんな感じ・・・
◇ブールド・ネージュ編◇

●いよいよ今年の「クリスマス島からの贈り物」のケーキまであと一息。このブールド・ネージュが焼き上がれば、楽しい飾りつけです。このブールド・ネージュもリースクッキー同様、あらかじめ作っておいて冷凍庫で保存しておけます。食べたいときに冷凍庫から出して、まな板の上でカッティング。成型がとても簡単なので気軽に作れます。バターとアーモンドプードルがたっぷりはいった生地はとてもリッチでコクがあります。真っ白な粉砂糖はまるで雪をかぶったよう・・・・・まん丸ブールド・ネージュはチョコレートケーキの上に積み重ねていく雪を表しています。どうぞ頑張って作り上げてください。

材料
バター        100グラム
粉砂糖         35グラム
薄力粉 110グラム
アーモンドプードル   50グラム
粉砂糖        適量(仕上げ用)


手順
1.ミキサーはデロンギの「パティシエ」を使用しました。バターは室温に戻し柔らかい状態のものを使います。まずボウルに柔らかいバターを用意し、粉砂糖を加えミキシングしていきます。羽はウイスク、スピードは高速の(12)で1分間。途中で一度マシーンを止め、ボウルの側面に飛び散った粉砂糖やバターをきれいにしましょう。
2.バターと粉砂糖がよく混ざったら羽を取り替えます。ここからは粉合わせですからフックにかえます。一般的なクッキー生地より硬い生地なのでビーターではなくフックを使います。そしてスピードは最も低速の(2)です。これ以上スピードは上げないでください。薄力粉とアーモンドプードルを交互に加えながら生地を仕上げていきます。また粉合わせのときはカバーを忘れずに!粉が周辺に飛び散らずに済みます。
3.硬めのクッキー生地が仕上がりましたか?生地全体が均一になったらOKです。マシーンからボウルをはずし生地をまとめます。
4.台に生地を取り出し3〜4本の棒状にします。一本ずつラップにくるみ冷蔵庫でねかします。1時間ほどねかしたらまな板の上でカットしていきましょう。一口サイズくらいがめやすです。
5.手のひらにのせコロコロ丸めボール状にして天板に並べます。180度に温めたオーブンで13〜14分焼きましょう。焼き上がっためやすは表面のきつね色です。網の上に取り出し、熱いうちに粉砂糖を茶漉しでふるい全体にまぶします。真っ白、まん丸なブールド・ネージュの出来上がります。


MEMO ブールド・ネージュの難しいところはまん丸に焼き上げるところです。冷蔵庫から出した硬い生地がやや室温に戻ったころが一番丸め易く、またこの状態で放置せずに一気に焼き上げることがベストです。焼いている間に徐々に平べったくはなりますが、それほど横には広がりにくい生地です。
型抜きクッキー

材料
バター           100グラム  200グラム
薄力粉           200グラム  400グラム
砂糖             70グラム  140グラム
卵黄             1個半    3個(室温に戻しておきます)
卵白             1個     1個(塗る用として)
打ち粉として強力粉      適量     適量

手順
※ お好きなクッキーの型をいくつか用意します。

1.柔らかくしたバターをボールに入れ、ホィッパーで白っぽくなるくらいまでミキシングします。バターに空気を吹き込んでいるところです。続けて砂糖を入れさらにミキシング。黄色のバターがふんわり白っぽくなってきます。
2.小さめのボールに卵黄を軽くときほぐし「1」のボールに、少しずつ加えミキシングを続けます。卵が冷たすぎると分離する場合がありますので、かならず室温に戻しておきましょう。
3.卵黄が全部はいったらここからはホイッパーでなく木べらに持ち替え粉合わせとなります。ふるった薄力粉を加えて粉合わせをします。木べらで均一になるよう全体をあわせます。型抜きクッキーなのでかなり硬い生地に仕上がっています。だいたいまとまってきたら生地を台に取り出し、手でこねます。
4.こね上がった生地はひとまとめにしてビニールの袋に入れ、平らにして冷蔵庫で30分以上休ませます。
5.休ませた生地を台の上に取り出し5〜6ミリの厚さにのばします。もし打ち粉が必要であれば、強力粉をお使いください。用意したクッキー型で抜き、天板に並べたら表面に卵白を塗ります。180度のオーブンで11〜13分焼きます。きつね色に焼きあがったら網の上で冷まします。
6.このままでも良いですし、一手間かけてアイシングでデコレーションしてもとても可愛らしい仕上がりになります。

MEMO あら熱が取れたクッキーは密閉容器に入れて冷蔵庫で保存すれば、一週間くらいなら美味しくいただけます。お友達へのおみやげなら気合いを入れて、アイシングのデコレーションに挑戦してみてはいかがでしょうか。


◇クリスマスケーキの仕上げ◇

●チョコレートケーキ・オーナメントクッキー・ブールドネージュが焼き上がったらいよいよリースを置いて飾りつけとなります。もし作ったはずなのにもうないようなもの、あるいは減ってしまったような場合はそれなりに飾りつけしてまいりましょう。

手順
1.リースは直径が約30〜32センチ位で中央の輪の直径が21〜23センチ位のものがベストです。クリスマスにぴったりのリボンを用意しくるくるリースに巻いていきます。結び始めと結び終わり部分には、大きな蝶々リボンを結びアクセントをつけておきます。
2.リボンを巻いたリースを直径38〜40センチくらいの大きなプレートの上に置きます。リース中央の輪の部分にチョコレートケーキをセットします。ちょうどチョコレートケーキがリースに埋もれた感じです。
3.次にオーナメントクッキーの穴に紐を通し、リースに直接結んでいきます。25〜28枚くらいつけるとかなりゴージャスになります。バランスよく全体に平均的に結びましょう。
4.最後に真っ白なブールドネージュをチョコレートケーキの上に積み上げていきます。高く積み上げられましたか?ブールドネージュの最後の1個をのせたら出来上がりです。

NENO 最後の1個のブールドネージュをのせた瞬間がシャッターチャンス!うっかりしていると結んでいたはずのクッキーは紐だけに・・・・ブールドネージュのお山は平らに・・・・これは私からのアドバイスです。このクリスマスケーキはどれも日持ちする焼き菓子で作ったケーキですからあわてて召し上がらなくても大丈夫。どれも冷蔵庫で保存していただければ一週間くらいはお味も落ちません。どうぞゆっくり召し上がってください。

1、まずリースにリボンを巻きつけます。茶色とグリーンを二本とも巻きつけたらまき終わりはちょうちょ結びにして大きなプレートの上に置きます。 2、リースの中央にガトーショコラをそっと置きます。 3、クッキーを袋から取り出し、クッキーの穴に同封されている金、銀の紐を通していきます。
4、すべてのクッキーを通し終わったら、リースにバランスよく、結んでいきます 5、25個のクッキーを全て結び終わったら最後にブールドネージュをガトーショコラの上に乗せます。 6、これで完成です。粉砂糖をさらに上から降りかけても粉雪のようでとてもきれいです。クリスマスパーティーのテーブルをさらに盛り上げてくれることと思います。