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タルトタタン 
◇サーバーですくいそのまま口に運びたーい!そんなデザート作りました◇

●あわてていた為、リンゴのタルトを生地とりんごを逆に焼いてしまったというお菓子です。富士ホーローのスチーマーにもなるお鍋で一度に6個のリンゴを煮ました。リンゴの皮むきはゴミがたくさん出ると思っている方、ここはぶきっちょさんの多いアメリカ人を見習いましょう。アップルピーラーでクルクル、クルクル、皮をむきながら思わず鼻歌まで・・・・。アップルパイなら果肉のスライスまでピーラーでしてしまうところですが、タルトタタンはやっぱりコロコロしたサイズのリンゴが美味しい!だから最後のカットは自分でします。縦に4等分するだけのコロコロというよりゴロゴロの煮詰めたリンゴが一杯詰まったタルトタタンは期待以上の美味しさです。ぜひぜひお試しくださいませ。

工程

りんごを煮る
パイ生地を作る
仕上げ


材料 (40×24のキャセロール一台分)
薄力粉        180グラム
強力粉         60グラム
バター        120グラム(冷蔵庫で冷やしておきます)
砂糖          45グラム
塩          ひとつまみ
水           83CC
◇リンゴ煮の材料
りんご         中6個
グラニュー糖     190グラム
バター        105グラム



では、まずりんごを煮ます

材料 (40×24のキャセロール一台分)
◇リンゴ煮の材料
りんご         中6個
グラニュー糖     190グラム
バター        105グラム

手順 

※ フードプロセッサーをお持ちの方は、クッキー生地を作るには最適です。そうでない方はボウルとスクレッパーで頑張りましょう。私もスクレッパーでやってみました。

手順
◇リンゴの準備◇

アップルピーラーの準備としては、スライス用の刃のネジをはずし皮むき専用にします。リンゴを洗いピーラーにセットします。リンゴのお尻の方をピーラーの軸にグサっと突き刺せばセット完了!鉛筆削りの要領でクルクル回してリンゴの皮をむいていきましょう。
皮むき名人になったと勘違いするくらいです。6個のリンゴの皮むきは面白おかしく、アッという間に終了です。さて皮をむいたリンゴは薄い食塩水につけておきましょう。(ボウルに水を張り塩をひとつまみ入れて溶かせば良いです。そのまま置いておくと茶色になってしますので必ず塩水につけておきましょう)クルクル皮むきしたリンゴは芯を取って縦に4等分します。





次はリンゴを煮ていきます。富士ホーローのスチーマーにもなるお鍋の底の部分に、バターを平らに塗りグラニュー糖をその上に広げます。広げたグラニュー糖の上にリンゴを敷き詰め、落し蓋の代わりにスノコをのせ弱火にかけます。途中数回リンゴを上下入れ替えしながら煮ていきましょう。








リンゴからかなりの水分が出てきますので、最後の方はスノコをはずしやや中弱火でどんどん水分を飛ばしましょう。ひたひたくらいまで水分が減ってきたら火を止めます。あまりぐつぐつ煮すぎると焦げ付きますので要注意!煮るとき側面が高いので飛び散りが少なく助かります。煮上がったあめ色のリンゴ煮はそのまま冷ましておきます。ここまでがリンゴの準備です。




では次にパイ生地を作りましょう
   

パイ生地を作ります

材料 (40×24のキャセロール一台分)
薄力粉        180グラム
強力粉         60グラム
バター        120グラム(冷蔵庫で冷やしておきます)
砂糖          45グラム
塩          ひとつまみ
水           83CC

手順 

※ フードプロセッサーをお持ちの方は、クッキー生地を作るには最適です。そうでない方はボウルとスクレッパーで頑張りましょう。私もスクレッパーでやってみました。


次は上にかぶせるクッキーとパイ生地のちょうど中間のタルト生地を作ります。大きめのボウルに薄力粉・強力粉・塩・砂糖を入れ全体を軽く混ぜたところに冷蔵庫から出した冷たいバターを置き、スクレッパーでバターをカットしていきます。カットされたバターの切り口が常に粉におおわれている感じでカットを続けます。小豆より少し小さいくらいの大きさまでバターが刻まれたらOKです。


そして水を加えます。水分量が少ないですが、生地全体に水をいきわたらせる感じで加え、スパチュラで底の方から全体を大きく混ぜていきます。


ビニール袋に生地を入れて軽く押して固めます。このまま冷蔵庫で30分休ませます。


休ませた生地を台に取り出し麺棒で伸ばします。伸ばしては三つ折りにたたむ、という作業を3回繰り返します。最後は使用する型やキャセロールのサイズよりやや大きめに伸ばします。余分に伸ばした生地で上にのせる飾りと作ります。小さめのクッキー型があれば用意しておきましょう。生地の準備はこれでOKです。

   

仕上げ

手順 


リンゴを並べたところに長方形のタルト生地をのせます。麺棒に生地を巻きつけて生地を移動させると上手に移動できます。


広げた生地の上にクッキー型で抜いた生地を置き、溶き卵を刷毛で塗ります。180度のオーブンで25〜30分ほど焼きます。表面のきつね色がめやすです。はじめグツグツいっていたリンゴの汁気がなくなって、クッキー生地がこんがりきつね色になってきたら焼き上がりです。


どうぞ熱々のところをフーフー言いながら召し上がってください。切り分けるというより、そのままサーバーですくって口に運びたーーい!っていうのは決して大げさではありません。ぜひお試しくださいね。


MEMO フランスのロワール地方の代表的なタルトタタンを是非こんがりと焼き上げてみてください。余談ですが反省も含めお伝えしておきます。グツグツリンゴを煮ているとき、何度もシャッターを押すのですが湯気が邪魔してなかなか写真が撮れず、ちょっと煮過ぎてしまったのです。というわけでお鍋を少し焦げ付かせてしまいました。まあこんなこともありますよね。一晩水につけておいたらきれいに取れました。よかったです。皆様、どうぞ焦げ付かせないようお気をつけくださいませ。お砂糖がたっぷりですからどうしても焦げやすいのです