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巻いたり抜いたりの伊達巻作り 

●お正月の伊達巻をなんとポテトライサーとハンドブレンダー(ハンドミキサーでもOK)で作ります。ジャガイモや鳴門金時芋のマッシュで、すっかりからだの一部(ちょっとオーバー?)のように馴染んでしまい、なんでもマッシュしたくなる今日このごろ、皆様はどのようなマッシュをお楽しみいただいていらっしゃるのでしょうか?今年の最終場面は大好きな伊達巻作りで始まります。幅広の竹のすだれに巻いて段々模様をつければ、どこにもない上等な伊達巻の出来上がり。オーブンできれいなきつね色に焼いたら熱いうちに巻いていきます。巻くのがちょっと苦手な方は、買いだめたお気に入りのクッキーカッターで、世界にたったひとつのオリジナル伊達巻を抜いても良いですね。レッツ!DATEMAKI!!


材料(長さ22センチのもの一本分・型のサイズは22×30センチ)  

卵           5個
はんぺん        大判1枚
砂糖          70グラム(甘さ控えめなら50グラムで) 
みりん         大さじ1
酒           大さじ1
塩            小さじ5分の1


1.型にオーブンペーパーを敷きます。
2.ポテトライサーではんぺんをマッシュします。1回でなく3回ほどマッシュしてきめの細かいはんぺんのマッシュを用意します。
3.マッシュしたはんぺんをボウルに入れそこへ卵を2個・分量のうちの半分の砂糖・塩を加え、ハンドブレンダー(ハンドミキサーでもOK)でミキシングします。ここでは卵とマッシュしたはんぺんが馴染むまでしっかりと1分ほどミキシングします。馴染んだところで酒とみりんを加え再度ミキシングです。
4.別のボウルに残りの卵3個を割りほぐし、ミキシングします。ここではスポンジケーキを作るつもりになって、フワフワに泡立てます。
だいぶ空気を含んだところで残りの砂糖を全て加え、さらにミキシング。かなりフワフワになったら「3」のボウルに移しいれ全体が均一になるようミキシングしてよく合わせます。これで伊達巻の生地の出来上がりです。
5.準備した型に一気に卵液を流し込みます。180度に余熱してあるオーブンに入れて、11〜13分焼きます。この時間はガスオーブン(コンベック)を使用した参考時間です。
6.表面のきつね色がめやすです。焼き上がったら網の上に取り出し、熱いうちに焼き色が外側になるように伊達巻用の竹のすだれできっちりと巻いていきます。ゆるゆるにならないように巻くのがこつです。巻き終わったらそのまますだれに巻いたまま輪ゴムで2〜3箇所とめておきます。
7.すだれに巻いた状態で冷まします。その後冷蔵庫で保存します。乾燥しないようラップにくるみ保存します。
8.また巻くのも良いですがお気に入りのクッキーカッターで抜いたり、包丁でカットしたりとお好みの形を楽しんでください。



  MEMO お正月まで待てない美味しさの黄金色の伊達巻です。このレシピで甘いなあと思う方は砂糖を15〜20グラム減らしてください。またもう少し甘い方が良い方は砂糖をあと10グラム増やしてみてください。砂糖の量によって焼き色も変わってきます。砂糖を多くする場合は、グラニュー糖に代えてみましょう。

※ ハンドブレンダーを使用しましたが、はんぺんを3回マッシュすればかなりなめらかになりハンドミキサーでも十分です。もしポテトライサーがない場合はすり鉢でもOKです。すだれも巻き寿司用の一般的なすだれをお使いください。暮からお正月にかけてご実家のお母様にぜひおみやげとして作ってさし上げてくださいませ。市販の伊達巻に比べ上品な甘さがとてもあとをひきます。ご主人のご実家にご挨拶に伺うときにも、ぜひぜひこの伊達巻をお持ちになってみてくださいね。「○○○ちゃん!お料理の腕、上がったじゃない!」ってお褒めの言葉をいただくことうけあいです。

注: 今回は二種類の伊達巻を作りましたので型は正方形のもの(20×20センチ)と長方形のもの(22×30センチ)を用意いたしました。正方形のものは準備した材料の量に比べ型のサイズが小さく、そのためとても厚みが出てふっくら焼き上がりました。巻かずにカットしていただくならこの厚みがあるのも良いですね。巻かないのでふわふわ感が残ります。ご家庭にある手頃なサイズの型で、「巻かない伊達巻き」もぜひお試しください。以前、ブレンダーで作った伊達巻に比べ、はんぺんがペースト状になりすぎず良い感じに出来上がりました。はんぺんの歯ごたえがほんのわずか残っていて、とても素朴で美味しく感じました。食感が良いのは嬉しいですね。