いつもWINGをご利用いただきましてありがとうございます
鳴門の金時芋と栗の甘露煮でほど甘さのきんとん

●まずは鳴門の金時芋を蒸かし、マッシャーでつぶしましょう。サツマイモはジャガイモに比べ繊維質が多いですから、あえて鳴門の金時芋を選びました。紅あずまなどに比べると、アクも少なく変色しにくいのでお菓子などにはむいています。ラップにくるみレンジで加熱させる方法もありますが、ホクホクに仕上げるため、今回は富士ホーローのスチーマーにもなるお鍋で蒸し上げます。以前ジャガイモを蒸かすときに使用したポテトネイルは時間短縮になりますので、サツマイモでも使ってみました。








以前、ポテトライサーを使用してジャガイモをマッシャーにした際、とてもラクに出来上がったのでサツマイモでも試したことがありました。そのときの反省から
注意1:まずサツマイモの種類ですが、鳴門の金時芋がお奨めです。「紅あずま」では繊維質が多くポテトライサーの小さな穴からは出てきませんでした。
注意2:それからもうひとつ大事なことは「レンジでチン!」ではなく蒸すことをお奨めいたします。
注意3:そして熱いうちにマッシャーしてしまうことです。


これらのことを守っていただければ、上手にに仕上ります。皮ごと蒸してそのままポテトライサーでつぶせちゃいます。これはとても嬉しいことで、きんとんでもスイートポテトでもお芋ファン(わ・た・し?)にはうれしいアイテムの一つになりました。皮をむかずにマッシュできるのがなんともいいですね。


材料
鳴門の金時     1本350グラムくらいのもの2本
水あめ           130グラム        
みりん            70CC
バター(室温に戻してきます) 50グラム
塩             ひとつまみ
栗の甘露煮や甘納豆、煮豆  適量


1.鳴門の金時芋を洗い皮を付けたまま、5センチくらいの輪切りにします。スチーマーにもなるお鍋に水を張りスノコを置いて火にかけます。ポテトネイルを突き刺した鳴門の金時をゴロゴロとスノコに並べ、強火で蒸し上げます。いつもはラップにくるんで「レンジでチン!」ですが、今回はマッシャーで簡単につぶしてしまおう!ということで、蒸気でホクホクに蒸します。(レンジでは繊維が硬くなってしまう気がします)


2.薄い黄色の切り口がはっきりとした鮮やかなイエローになりました。ポテトネイルのお陰でいつもより短時間で中まで火が通ったようです。蒸し上がったサツマイモはいったんお皿に移し、再び富士ホーローのお鍋の出番ですから用意します。ポテトライサーにお芋の切り口を下にしてポンと入れ、ギューと押し出します。無数の穴から黄色の金時芋がニョロニョロ出てきました。富士ホーローのお鍋にじゃんじゃん搾り出し、あっという間に金時芋のマッシュが出来上がりました。


3.冷めないうちに、水あめ・みりん・バターを加えよく混ぜ、極弱火にかけて5分ほど練り上げます。最後に塩ひとつまみを加えよく混ぜたら出来上がり。栗の甘露煮や甘納豆、煮豆を加えて完成です。小さなココットなどに盛り付けてみたらとても可愛らしいきんとんになりました。



MEMO ココットやスフレ型に盛り付け卵を塗ってオーブンで10分ほど焼いてスイートポテトとしても美味しくいただけます


※ 盛り付けるお皿や容器、きんとんの形は腕の見せ所、ちょっとだけがんばって素敵にアレンジしてお楽しみください