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簡単フカフカ変わり肉まん

●蒸気の上がった風景は、何とも食欲をそそられます。中華街の肉まんほど本格的ではないけれど、卵をミキシングして作るフカフカの肉まんを作ってみましょう。今回使用した型は、ノルディック社のトンネルパンです。トンネルパンを使用したので、ドーナツ型のちょっとユニークな肉まんが出来上がりました。表面がフッ素加工なので敷き紙を敷かずに、薄っすらオイルを塗ります。そして生地を流し込み、具の肉を生地の上にのせます。あとは蒸気の上がった蒸し器に入れ、中強火でふっくら蒸し上げます。肉汁がたっぷり詰まった肉まんをフーフー言いながら、召し上がってみてください。食欲の秋を心の底から感じてしまうそんな一品です。

材料(トンネルパン 内のり直径16センチ 高さ3.8センチ1個分)

卵        Lサイズ2個
砂糖        25グラム
薄力粉       90グラム
サラダオイル    15CC

◇肉まんの具◇(この分量はお肉いっぱいの肉まんをトンネルパンで2個分のものです。もし半分を甘納豆やリンゴ煮などの具を入れた、デザート風に仕上げるのでしたら肉まんの具の量は半分で良いです)
ひき肉       130グラム
しいたけ      2枚
たけのこ       40グラム
ゆで卵の白身     1個分
片栗粉        大1と2分の1
-----調味料として-----
塩         小2分の1
コショウ      少々
砂糖        小1
XOジャン      小2分の1
ごま油       小2

※ 今回使用するノルディック社のトンネルパンには、薄くオイルを塗っておきます。
手順
◇初めに具の用意をします◇
1.肉まんの具のしいたけ・たけのこ・ゆで卵の白身はみじん切りにします。
2.ボウルに肉まんの具を全て入れ、ハンバーグの要領で粘りが出るまでよくこねます。ゆで卵の白身を入れるのは、野菜やひき肉から出る水分を白身が吸収してくれるからです。春雨もその役目をしますから、乾燥したままの春雨を、キッチンバサミで1センチにカットして入れても良いですね。白身の小さな四角が可愛らしいので、私は茹でた白身を使います。これで具の準備はOKです。
ビニール袋に具を入れ、搾り出す準備をします。角をカットしたら準備完了!



◇次に肉まんの生地を作ります◇
3.ボウルに卵を割りほぐします。人肌よりやや温かい湯煎でボウルの底を温めながら、ミキシングしていきます。卵は全卵のままミキシングです。
卵黄と卵白に分けてミキシングする場合もありますが、共立ての方が卵の状態が安定していて良いと思います。しっかりと泡立てしましょう。ホイッパーで生地をすくいたらしてみて、跡がしっかりと残るまで泡立てます。

4.次に砂糖を入れてさらにホイップします。砂糖を加えることで、生地に粘り出て安定してきます。卵がしっかり空気を抱き込むよう、ミキシング。ホイッパーで生地をすくいたらしてみて、跡がしっかりと残るまで泡立てます。

5.次にふるった薄力粉を加え、粉合わせをします。底の方からしっかりと決して練らないよう、大きく回しながら、粉気がなくなるまでしっかりと粉合わせしていきます。粉合わせはなかなか言葉でお伝えするのが難しい部分ですが、切る感じというより、スパチュラの面をしっかりと生地にあてる感じで大きくしっかりと合わせます。

6.粉気がなくなるころ大さじ1杯のサラダオイルを回しいれ、生地に均一に混ぜ合わせます。生地が仕上がりました。薄っすらオイルを塗ったトンネルパンに、生地の半量を流し込みます。

7.生地の上に用意した具の半分をのせます。具は徐々に沈んでいきますが、見えているようなら具を隠すようにスプーンで生地をすくい、具に軽く生地をかぶせます。(また具はビニール袋に入れ、角をはさみでカットし、搾り出すと上手にウインナーのように絞り出せます。)

8.蒸気の上がった蒸し器にトンネルパンを入れ、中強火で9〜10分蒸します。串を刺してみて中まで火が通っていたらOKです。アツアツのふっくら肉まんの出来上がりです。同じことを二回繰り返し、ドーナツ型の肉まんを蒸し上げます。

MEMO<1> 具の中身によっていろいろなバリエーションが楽しめます。たとえば、あんまんなら、こし餡に黒のねりゴマを加えた中華風のあんこがよく合います。またお肉を中心とした具は、ひき肉の代わりにコロコロにカットしたチャーシューや干しエビ・干しホタテ、などもとても良く合います。ゆで卵の白身または春雨を加えるところだけは同じです。(あんまんの場合はあんこだけを絞り出し具にします)ジューシーなお手軽肉まんをぜひお試しください。

MEMO<2> トンネルパンは見た目のイメージは大きい印象ですが、出来上がったドーナツ状の生地は大きすぎず、とてもお手頃サイズです。そもそもこのトンネルパンは大きな薔薇型などに、トンネル状の空間を作るためのものですが、こんな使い方があったとは・・・・・トンネルパンは内側も外側もフッ素加工がされており、いろいろ使っていきましょう。

今回使ったスチーマーはこちらです→→