赤えんどう入りの食事パン

●やっと手に入った赤えんどうをほっくり煮上げました。そしてパン生地に巻き込んで焼き上げます。豆の底力をかみしめていただくパンに焼き上がりました。ぜひ焼きたてのふっくらしたところをどうぞ。今回は赤エンドウの下準備を完了させてから始めます。塩味で仕上げることの多い赤エンドウはホクホクで何ともいえず美味しいおつまみです。そんな赤エンドウをパン生地に巻き込みます。

材料(直径20センチのリースパン1個)


手順

  1. 乾燥した赤エンドウは圧力鍋で仕上げます。まず鍋に水を2センチほど注ぎ沸騰させます。火を止め赤エンドウを入れ蓋をきっちりして1時間放置します。次に水を入れ替え、高圧力がかかってから5分。そのまま圧力が抜けるまで放置します。蓋を取り、塩をひとつまみ加えます。蓋を取った状態で弱火で水分を半分まで飛ばし、ざるにあげ冷まします。これで下準備完了。
  2. ホームベーカリーで、いつもの感じでパン生地を捏ねます。第一発酵までホームベーカリーでおこないます。
  3. 第一発酵が完了したら、台に取り丸め直してベンチタイムにはいります。15分のベンチタイムです。生地表面が乾燥しないよう蓋付きのベイカーに入れると良いです。
  4. ベンチタイム(15分)が完了したら、成形に進みます。台にうっすらと打ち粉をふり生地を置きます。面棒で四角に伸ばします。
  5. 水気を切った赤エンドウを全体に散りばめます。手前からきっちりと巻いていきます。巻き終わりをしっかりと閉じ、天板に置きます。第二発酵にはいります。35度で35分。
  6. 表面に茶こしで強力粉をふります。よく切れるナイフやかみそりで2センチ間隔に模様となる切り込みを入れます。
  7. 180度に予熱したオーブンで22〜25分焼きます。焼き上がったら網の上であら熱を取ります。
MEMO みつまめに入っている赤エンドウがパン生地の中で主役になりました。食事用のパンにおすすめです。またあっさり煮上げた小豆あんをのせていただてもとてもよく合います。赤エンドウがなかなか手に入らないのでその点が何よりハードルの高いレシピです。余談になりますが、白玉粉で作る豆大福にもこの赤エンドウは必需品です。素俗なホクホク感が楽しめるお豆です。


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