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ノルディックウェア・ケーキ型と人気のマフィンパンを使ってパンを焼きました

◇材料◇(薔薇6個取り、ファニーフェイスパン、マフィンパン、を1枚ずつ合計3枚分)

強力粉 ⇒240グラム
水 ⇒144グラム
玉子 ⇒24グラム
バター ⇒30グラム
砂糖 ⇒24グラム
塩 ⇒2.4グラム
ドライイースト ⇒  4.8グラム

生地量 469グラム
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*薔薇6個取りの生地量:26グラム×6個
*ファニーフェイスパンの生地量:11グラム×12個
*ミートローフパンの生地量:29グラム×6個

●パン生地の発酵温度についてはこちらのページに詳しくご紹介しておりますので、一度ご覧ください
最適なパンの発酵温度

●マシンを使わず手で生地を捏ねあげる場合はこちら

型にバターを塗っておきましょう。蓋の内側も忘れずに!
●本来はケーキを焼いたり、ミートローフ、マフィンのための型ですが、モチーフが可愛いのでパンを焼いてみました。
パン生地はケーキと違い、イーストの力を使って生地を膨らまして焼き上げます。ですので細かいモチーフが出にくいのです。今回はその点を克服するために、重さのある平らなロールケーキ型をのせて焼いてみました。
ケーキほどではありませんが、なんとかパン生地がモチーフの隅々まで行き渡り、ユニークなパンに焼き上がりました。

お手持ちのケーキ型やミートローフパンが、パン生地にも使える型であることが分かりちょっと嬉しい発見でした。ぜひお試しくださいませ。

今回の生地はバターが多めですので、そのままいただいても美味しいパンです。特に初心者の方には生地を型に入れるだけという簡単な手順ですので難しい成型がありません。型の内側にはバターを塗って準備します。表面カリカリ仕上げの美味しいモチーフパンの出来上がりです。重いロールケーキ型にこんな使い方があったなんて!ロールケーキ型の重石をすることで、今までケーキを作る以外、出番のなかった可愛いモチーフのケーキ型!手作りパンにもたくさん登場させてあげてくださいね。




◇捏ね上げ◇
1〜3.ボッシュのボウルに強力粉(カメリア)、ドライイースト、塩、砂糖を入れ全体をかき混ぜます。計量した塩、砂糖、ドライイーストを強力粉の上に接しないように置きます。これはドライイーストが塩と砂糖に触れないようにするためです。「どうせすぐに捏ね始めるのだから一緒に合わせても大丈夫!」などと思っていると、そんなときに限って、急に電話がなり、うっかり長電話してしまうことがあるんです。ドライイーストはとてもデリケートなものです。ですから必ず塩、砂糖とは接触しないように準備しましょう。このことは使うマシーン、手捏ねに関係なく、準備する際に大事なことポイントです。



4〜6.そこへ柔らかくしたバターをのせます。「卵と水」をよく溶き、これを注ぎながら捏ねていきましょう。羽はパンフック、スピードは低速の「1」で始めます。またこのときの卵は室温に戻した卵を使います。冷蔵庫から出したばかりの卵では冷たすぎます。



8〜10.およそ7分30秒〜8分捏ねます。この間スピードは「1」のままです。途中でマシーンを止め、側面に飛散った材料をきれいに落し、再度捏ね続けます。捏ねている間はマシーンのそばで生地の混ざり具合をみていてください。



11.捏ね上がったところはこんな感じです。粘りのあるのびやかな生地になりました。




◇第一発酵◇
1〜4.捏ね上がったら羽を外し、生地をひとまとめにし、表面を綺麗に丸め直してからボウルに入れます。「発酵器」を使用する場合は28度に設定して50〜60分の第一発酵に進みます。「発酵器」を使用しない場合はラップをして28度のところで約50〜60分第一発酵します。「卵+水」の温度が低めで捏ねあげた場合は70分ほどかかることもあります。ですので膨らんだ生地の状態をみて第一発酵の終了をしっかりと判断しましょう。




◇ガス抜き・分割・丸め◇
1〜3.第一発酵が終了した生地を薄っすらと打ち粉をふった台に取り出します。この瞬間がガス抜きでもあります。次に分割をします。今回は小さな生地に分割しますので「N」の字にカットし細くしてから分割すると良いです。カットした順に生地を丸めます。型によって分割する量が異なりますので次の分量を目安にしてください。
*薔薇6個取りの生地量:26グラム×6個
*ファニーフェイスパンの生地量:11グラム×12個
*ミートローフパンの生地量:29グラム×6個

丸め直した生地は、バットにキャンバス生地を敷きその上に並べます。


◇ベンチタイム◇
「発酵器」をお持ちの方はバットのまま発酵器で10分のベンチタイムを取ります(28度で10分)「発酵器」を使用しない場合は、表面の乾燥に注意して10分のベンチタイムをしてください。



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ファニーフェイスパンを使って焼き上げる






1〜6.ベンチタイムが終了したら、成型に進みますが成型というほどの内容ではありません。手のひらでつぶした生地を型に入れるだけです。このとき注意するのはバターを塗った型のモチーフに張り付ける感じで生地を軽く押しつけることです。



7〜9.表面に霧を吹き第二発酵に入ります。35度で35〜40分の発酵です。真横から見て2〜3ミリ生地が飛び出したところです。これで第二発酵は終了です。




10.サラダオイルを刷毛で塗ります。
11〜12.オーブンシートを型とほぼ同じサイズにカットし、生地の上に乗せます。オーブンシートの上に「31センチロールケーキ型」を乗せます。







13〜18.180度で14分焼きます。焼き上がったら型から取り出し網の上であら熱を取りましょう。




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ローズパンを使って焼き上げる









1〜8.ベンチタイムが終了したら、成型に進みます。成型はとても簡単です。もう一度丸め直すだけです。下になった方を上にして型に生地を置いていきます。生地を入れたら上から少し押す感じで生地を型のモチーフに馴染ませます。これでOK!




9〜10.霧を吹いて第二発酵に進みます。35度で35〜40分
11〜12.第二発酵が終了したところです。真横から見て一番膨らんだところは縁から数ミリ飛び出したくらいがGOODです。表面にサラダオイルを塗ります。



13〜15.オーブンシートを型とほぼ同じサイズにカットし、生地の上に乗せます。オーブンシートの上に「31センチロールケーキ型」を乗せます。



16〜18.180度で16分焼きます。焼き上がったら型から取り出し網の上であら熱を取りましょう。



19.お手入れもとても簡単!ノンスティック加工が施してありますので、キッチンペーパーで付着した油分を拭き取るだけでOKです



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マフィンパンを使って焼き上げる



1〜3.ベンチタイムが終了したら、成型に進みます。シルエットが美しいマフィンパンには具を入れて焼きます。初心者の方にはちょっと難しいですが、頑張ってやってみましょう。その前に具を準備をお願いします。
○具:あんこ、クリームチーズ+砂糖




4〜5.バターを塗った型にアーモンドスライスを散らしておきます。




6〜8.動画を見ていただくと良いです。言葉でお伝えするとこうなります。生地中心を意識しながら麺棒で生地を薄く伸ばします。




9〜11.直径8センチほどに伸ばしたら手のひらに置いて、具を中央にのせます。周囲の生地を集めてくる感じで具を完全に包み込みます。クリームチーズと砂糖を合わせた具はとても好評な具です。



12〜14.次にチョコレートです。タブレットになったチョコレートを使うとやりやすいです。先ほどと同じように周囲の生地を集めてくる感じでしっかりと閉じます。



15〜16.綴じ目を下にして型に置きます。上からちょっと押して表面を平らにします。これで成型は終了です。あとは第二発酵です。



17〜19.表面に霧を吹き第二発酵に入ります。35度で35〜40分。
20.縁から数ミリほど膨らんだら第二発酵は完了です。



21.表面にサラダオイルを塗ります。
22〜23.オーブンシートを型とほぼ同じサイズにカットし、生地の上に乗せます。さらに、オーブンシートの上に「31センチロールケーキ型」を乗せます。準備完了!






24〜29.180度で16分焼きます。焼き上がったら型から取り出し網の上であら熱を取りましょう。熱々のうちにクリームチーズ入りをぜひ召し上がってください。クリームチーズが最高のおやつパンの出来上がりです。


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ブラウンフレンチ菓子パン・クッキーバックを使ったラッピング
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1〜3.おやつパンを可愛くラッピングしてみましょう。袋の端っこにパンを入れます。束ねる部分はジグザグにたたむと良いです。



4〜6.束ねた部分を細いセロテープでしっかりと留めます。こうすると紐が結びやすいです。麻紐に木製タグを通して留めてみました。
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ドーナツが美味しく見えるドーナツバックを使ったラッピング
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1〜3.ドーナツ用の袋をつかって三角のラッピング!まずは袋にパンを入れます。普通に封をするのではなく、合わせる向きを変えて閉じます。こうすると三角になります。口部分を2センチ折ります。この時、長めのカールリボンを一緒に通して折りたたみましょう。



4〜6.カールリボンが飛び出さないようセロテープで留め同時に封もします。正面上にお気に入りのシールを貼ります。飛び出しているカールリボンをはさみの刃でしごいてカールさせます。



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